2007年06月02日

ペンダントのデザイン


これから制作するペンダントのデザイン画を載せました。

とある名古屋のジュエリーショップからオーダーされたもので
デザインは全てうちの職人が考案しています。


IMG.jpg

素材はゴールドで、真ん中には赤い珊瑚が入ります。

うちの職人には、デザイン画をパソコンでおこす、
なんて芸は残念ながらありません。
紙と鉛筆、そして消しゴムとノート。
これもそうして手書きされています。


デザインを考える時に大切なことは、
”立体で考える”ということだそうです。

こうして平面に絵を書くことは簡単です。
しかし実際には厚み・凹凸など
複雑な要素が絡んで出来上がります。

どこにどんな厚み・アクセントをつけるか
デザイン画だけでは表現しきれないところまで
頭の中でしっかりしたイメージを持つことが大切なんだそうです。

このペンダントの制作過程などを
できればまた載せていきたいと思っています。
ひとまず今日はこのへんで。



posted by 飾工房 増田優子 at 18:49| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | オーダージュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月03日

6月の誕生石:真珠

真珠は人類にとって最古の宝石、ともいわれています。

人類がまだ原始的な頃にも、身近な食料としての貝から採れ
他の宝石類のようにカットや研磨を施さなくても
そのままで完璧な美しさであったこと。
そう考えると、それも当然のことかもしれませんね。

真珠といえば”ミキモト”を連想します。
110年以上もの長い歴史を持つミキモトは
パール・ジュエリーのパイオニアとして、世界的にも有名です。

その発端は養殖真珠の発明。1896年(明治29年)に
世界で初めて真珠を作ることに成功します。
その偉業を成し遂げたのが御木本(ミキモト)さんなのです。



真珠の構造は、炭酸カルシウムの小さな結晶の層が
何百枚、何千枚と積み重なってできています。
生物が作り出す、繊細緻密な構造です。
その構造が真珠特有の色・光沢を作り上げます。

そのため性質はとてもデリケート。

一般の家庭では、冠婚葬祭しか出番がないと言ってもいいほど
タンスのこやし的な真珠。
しかし、うちの母親も嫁入り道具に真珠のセットを持たせるほど
一般常識で、なくてはならない存在でもあります。

真珠の出番が終わったら、
汗・アブラをよく拭きとって保管してあげましょう。

そうしないと表面の結晶が溶けて
せっかくの光沢がなくなってしまいます。
長期間保管するときは日光のあたらないところに。

他の宝石に比べれば、華やかさには欠けるかもしれない真珠。
でもその主張しすぎない凛とした存在感が
日本人という民族性に、合うのかもしれませんね。

posted by 飾工房 増田優子 at 16:37| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

ペンダントの制作:ワックス削り

DSCF0007_0001.jpg

何をしているかというと、
ペンダントの「型」となる原型を作っています。
一生懸命作っています。

原型はワックスを削って作ります。
ワックスとは、パラフィンを主成分とした”ろう”の一種です。
ヤスリなどで削り、完成品とほぼ同じ大きさのものを制作します


DSCF0002_0001.jpg


これがデザイン画と、右側が原型となるワックスです。
この場合はパーツごとにわけて型をとっています。

模様がないですが、このあと金属の状態になってから
オーバーレイという方法で作っていきます。

赤いサンゴとゴールドの、とってもゴージャスなペンダント。
どうなるか乞うご期待!

posted by 飾工房 増田優子 at 17:41| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月07日

サーフィン

今日はジュエリーとは関係ないお話。

6月5日のニュースで、中学校としては初めて
授業としてサーフィンを取り入れたという記事がありました。
場所は宮崎県日南市。さすが宮崎。

しかも指導者は日南のプロサーファー7人だとか・・
義務教育でプロからサーフィン教えてもらえるなんて。
ねぇ。

Ao 039.jpgこれは伊良湖
 

そんなひとたちが宮崎の海にはたくさんいるのかと思うと
それだけでびびっちゃいます。

・・がんばりましょう。
posted by 飾工房 増田優子 at 16:19| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゴールドメッキの依頼

こちらのピアスとペンダントトップは
お客さまからゴールドメッキの依頼をうけたものです。

ジャンベという西アフリカの太鼓の形ですね。
お客様は東京の方で、
これはアフリカンフェスタで購入されたものだそうです。

DSCF0005_0002.jpg

素材はシルバーで、これにゴールドメッキを施すと
こんな感じになります。

DSCF07711.jpgかわいい

(ちょっと分かりにくい画像でごめんなさい)
アジアンテイストなものでもゴールドになると
だいぶ雰囲気が変わって、ちょっといいですよね。

シルバーに飽きたらこんな方法もあります。
興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
posted by 飾工房 増田優子 at 16:40| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | お得情報とお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

ペンダントの制作:オーバーレイ

オーバーレイという方法は、ベースとなる形の上に
模様を貼り付けていく手法のことを言います。

このペンダントトップも、ベースはワックスから作り
模様となるパーツはワックスではなく、地金から成形し
張り合わせていきます。

DSCF0002_0002.jpg

右側の小さなパーツがこれから張り合わせる模様の一つです。
本体にはすでに6本の、波型をした模様のパーツが
ロウ付けによってくっつけられています。

こうして一つ一つ、小さなパーツを手作業で作りあげて
本体にくっつける。
それなりの技術と、時間と、手間のかかる方法です。

何故、こんな面倒な方法?と素人的には疑問に思うところです。

他にも方法がないわけではないそうですが
この波型の模様を見ていただくと分かるように
そのライン、溝もびしっときまっていますよね。

職人いわくは、これが少しでも、だれてしまったりすると
かっこいいものにはならない、このラインを出すために
だからこの方法が必要なんだということだそうです。

デザインを追及する一方でそれに見合った手法を選択し
たとえ時間がかかっても妥協しない
そんな頑固なところがあるからいいものが出来るのかもしれない

・・でもこれに結構時間がかかってるんですよね
お仕事、たまっていませんか?ちょっと心配です


posted by 飾工房 増田優子 at 14:49| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月11日

BMT 緑は売り切れ ごめんなさい

BMTに緑色の石:マラカイトを使用したバージョンは
SOLD OUT!売り切れました。


DSCF0726_0001.jpg

もともと希少なもので実は5つしかなかったんです。
緑はとても渋くて良かったんですが・・・。
せっかくだったので、売り切れ記念に
お客さまに写真を撮らせていただきました。


DSCF61203.jpg

BMTのリングも持ってみえたので
こんなポージングをしてもらってます。
ご協力感謝します。ありがとうございました。

バンドをやってみえるとのことで、もしメジャーになったら
その時は飾工房がジュエリーのスポンサーになりましょう!

またいつでもお越し下さい。お待ちしております。

posted by 飾工房 増田優子 at 16:23| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | BMT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月14日

ペンダントの制作:模様の完成、サンゴの豆知識

以前からご紹介しているペンダントの模様ができあがりました。
まだ磨いていない状態で
3つのパーツはまだくっつけていませんが、こんな感じです。


DSCF1401_0002.jpg

右側に置いてあるのが真ん中に入るサンゴで、
仮にいれてみるとこうなります。かっこいいでしょ?

DSCF0042_0003.jpg

これから、上部の三日月状のパーツの溝にダイヤをいれて
各パーツを組み上げてサンゴを留めて完成します。
今日中に出来るかも・・

ここでちょっと「サンゴ」についての豆知識
下の”続きを読む”をクリックしてください。




続きを読む
posted by 飾工房 増田優子 at 16:45| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | オーダージュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

テーパーダイヤ

これ、なんだかわかりますか。DSCF0003_0004.jpg

指の先の小さく光っているのが、ダイヤです。
3mmにも満たないような、小さな「テーパーダイヤ」です

テーパーダイヤというのは
長方形に近い、台形にカットされているダイヤのことです。
わかりやすい画像をお借りしてきました。
エメラルドの周囲を取り囲んでいるのがテーパーダイヤです


climb-koubou_1953_2166943.gif他社製です

こうして「曲面」としてダイヤを隙間なく埋めていくために
正長方形ではなく少し角度のついた台形のダイヤを用います。

一昔前にはこんなデザインのジュエリーが流行ったと聞きました
メインとなる、ただでさえ大きな宝石をダイヤで取り囲み
さらにその存在感を強調。
豪華であればあるほど良しとされたバブル期の遺産です。

さてさて。今回はテーパーダイヤを少しだけ
アクセント程度にペンダントの制作に使用しています。
出来上がりは明日公開です。
posted by 飾工房 増田優子 at 16:15| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月17日

ゴールド&サンゴのペンダント完成

やっと完成しました!
DSCF4265.jpg

18金に、血赤サンゴの入ったペンダントトップです。

画像では分かりにくいと思いますが
各パーツはそれぞれが動くようにつながれており
上の三日月状の左側にはテーパーダイヤが5つ入っています

いかがでしょう。
素材・技術・時間をおしみなく注いだ力作。
完全に一点ものです。

希少で高価な、濃い赤色のサンゴとゴールドの組合わせは
とにかく色が派手。ヘタをすると下品な物になりがちですが
全体が美しくまとまっているあたりはさすがです。

これは、とあるジュエリーショップからのオーダーでした。
まもなくそちらの店頭に並ぶことになると思います。

posted by 飾工房 増田優子 at 14:14| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | オーダージュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月19日

ハワイアンなピアス

友人からのオーダー依頼で、
フラの講師を務める奥さんの誕生日プレゼントにと
ピアスを作りました。

DSCF0817.jpg

素材はピンクゴールド。とってもかわいいピアスです。
デザインはうちの職人が考えました。

プレゼントしたら奥さんがとても喜んでいたと
今日さっそくお礼の電話をもらいました。
喜んでもらえるのが本当に嬉しいです。

サーフィン仲間のその友人、本業は空調関係。
ついでにエアコンの清掃をしていただいたので記念撮影。


DSCF0042_0001.jpgただ今洗浄中

エアコンやばいくらいに真っ黒でした。
忙しい中、本当にありがとう
わーい(嬉しい顔)


posted by 飾工房 増田優子 at 15:09| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | オーダージュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月21日

大きなブルートパーズのペンダント

涙型にカットされた大きなブルートパーズ。
ちょっと変わったカットが表面に入っているのがわかりますか?
右から左下にかけて斜めに模様が刻まれています。

DSCF0425.jpg

もともとこのようにカットされていた石で、
ちょっと変わった物が好きな社長はつい衝動買い。

今回は20代・男性からのオーダーを受けこれを制作しました。
素材はシルバーです。
石を留める爪もデザインと一体化、
全体のラインが途切れることなくまとまっているので
とてもきれいです。

ブルートパーズの美しい青色は、
ほとんどが人工処理によるものだって知ってます?

天然のブルートパーズはもっともっと色の薄い、
無色に近いうすーい不安定な青色です。
それではあまり宝石的価値がありません。

ブルートパーズはほぼ無色のトパーズに
放射線と加熱処理をして美しい青色を発色させています

誤解しないでいただきたいのは、人工処理と言っても
着色させているわけではありません。

トパーズは光や熱などの影響による結晶構造の歪みから
容易に色が変化することが知られています。
その性質を利用した、ちょっとだけ手を加えた天然石なのです。

この透明度、色、結晶の大きさ。
他の宝石ではなかなか手に入れることはできません。
posted by 飾工房 増田優子 at 14:36| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | オーダージュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月23日

お客さまのご希望で、桜をいれたプラチナリングの完成です

DSCF2211.jpg

桜と桜の花びらだけピンクゴールドで作り、
ピンクサファイアを散らしました。
柔らかな風のイメージで
全体が不規則な曲面を描いています。

大きなダイヤはお客さま持込のもので、なんと1カラット!
こんなに大粒ダイヤだと、思わずダイヤは中央に・桜はサイドに
というのが一般的なデザインになりがちですが
飾工房の職人はそんな野暮なコトはいたしません。

あえてダイヤの位置をずらし、桜とダイヤが
ひとつのデザインとして中央にくるようセットされています
そんなひとひねりのコワザが飾工房の特徴。

DSCF4310.jpg

とても美しいリングです。
こちらのオーダーをいただいたお客さまには
悲しいエピソードがあったそうです。
桜の花にも何か思い入れがあったのでしょう。
お受け取りの際には涙して喜んでいただけたとのこと・・。

ありがとうございました。
posted by 飾工房 増田優子 at 15:02| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | オーダージュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月24日

キャッツアイ

その名の通りネコの目のような輝き。
キャッツアイは多くの鉱物に見られる光彩効果で
代表的なのがクリソベリルという鉱物のキャッツアイです。

DSCF0014_0004.jpg

こちらはリングのリメイクで、クリソベリル・キャッツアイと
ダイヤが6つ。ペンダントトップに作り変えました。

真ん中に鮮やかに浮かび上がるキャッツアイ。
石の中に取り込まれたインクルージョン(内包物)の偶然が
このような効果をもたらすといわれています。

自然の作り出す色彩効果は、本当に美しいものです。


posted by 飾工房 増田優子 at 16:33| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | オーダージュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月25日

作るのは大変だけど・・

最近はオーダージュエリーの依頼が増えています。
その度にいろいろなものが作れるので
うちの職人さんは嬉しそうです。

さて今日は、またまた凄いのが出来上がりました。
プラチナのリングに、ダイヤ、ルビー、
パライバトルマリンを使った、かなりゴージャスなリングです。

DSCF4637.jpg

すっごくきれいでしょー。
こちらはお客さまが持ってみえたジュエリーのリメイクです。
リメイクといっても石枠や爪ひとつひとつから全て手作りなので
かなり細かい作業が続き、なんだか大変そうでした。

うーんきれい。
とくに青緑っぽい独特の色を放つパライバトルマリンが華やかで
とてもきれいな色の組み合わせ。

さて次はマリッジリングの制作にとりかかります
忙しいけどがんばるぞー


posted by 飾工房 増田優子 at 16:32| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | オーダージュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月28日

職人用タオル

あらゆる職人さんは、よく頭にタオルを巻いていますよね。
特に、外でオシゴトされる方には必需品。
女の私はお掃除の時くらいしか使いませんけど・・

頭に巻くのは新聞屋さんとかでもらう、
あの白くて薄いタオルがイチバンいいんだと聞いていました。
でも会社のロゴとか入ってるし、
あれだと長さがいまひとつ足りないんですよね。

それが、頭に巻く専用のタオル、そんなものが販売されていると
最近テレビで紹介されているのを見ました。
そんなものがあるのかと、ネットで調べてさっそく購入。
それがこちら。


DSCF0010_0003.jpgこれでもジュエリー職人

ま、一見ただのタオルです。

でもこれがなかなか優秀で、幅・長さ・丈夫さはもちろん
縛るところが一段薄くなっていたりと、かなり機能的。

職人のための男前タオル、だそうです。

今日からこれを巻いて暑さに負けず頑張っていきましょう!

宣伝ではないですが、このタオルは虎壱タオルという名前です。
一枚400円でした。
posted by 飾工房 増田優子 at 14:02| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 職人プロフィール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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