2007年05月03日

5月の誕生石:エメラルド

緑の貴石:エメラルドDSCF5015.jpg

「傷のないエメラルドを見つけることは
欠点のない人間を見つけることのように難しい」

そんな言葉があるようにエメラルドは結晶内になんらかの
キズや内包物をもっています。
過酷な条件下で育つエメラルドにとっては、あって当たり前。

目障りなほどでなければその中身の程度よりも
色合いで評価されるのがエメラルドの特徴です。

それほど魅力のあるこの深い、まったりとした緑色。
歴史は古く紀元前4000年にも遡るといわれます。
クレオパトラが専用の鉱山を所有していたという話も有名。

しかし、エメラルドの性質はかなりデリケート。
洗剤や超音波洗浄はもってのほか。お手入れには要注意。


posted by 飾工房 増田優子 at 18:01| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月06日

NEW!BMTリング:マラカイト

やっとできました。
マラカイトという天然石を使ったBMTリング、新作です。

DSCF0032_0001.jpg

(まだ品数が少なくご予約のみです。
ご迷惑をおかけし申し訳ありません。)

マラカイトという石は
銅鉱山の副産物として採れる見たとおり緑色の石で
和名は孔雀石といって、孔雀の羽のような縞模様があります。

リングに使っている物もうっすらと縞模様が入っています。
美しいグリーンは粉末にしても保たれ
岩絵の具や花火の発色剤などにも用いられるとのこと。

確かにマラカイトを削るときれいなグリーンの粉がでます。
とてもサラサラ、しっとりした粉末です。
これをアイシャドーに使ったという昔話もありました。
さすがにそれはしないですけどね。
おまけコーナー:昨日の晩ごはん
posted by 飾工房 増田優子 at 14:21| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | BMT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月07日

シルバーのコンチョ

DSCF0213_0001.jpg DSCF4104.jpg

スカルのコンチョが欲しいとのオーダー
デザインはおまかせでこんなのができました!

素材はシルバー925で、石はキュービックジルコニア
全体が黒っぽく見えるのはブラックメッキです。

このブラックメッキはルテニウムという金属で
プラチナやロジウムなどと同類の白金族の仲間です。

化学的な安定性の高い金属で変色しにくいうえに酸にも強く、
メッキとしてもかなり丈夫です。
色合いもとてもいいと思うのでオススメです。

ブラックメッキ加工はリング一個で大体2000円から。
メッキしてほしいものがあったら引き受けますよ。

ちなみにこのコンチョのオーダー制作費は2万円でした。


posted by 飾工房 増田優子 at 13:40| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | オーダージュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月08日

ゴールドのライオン

DSCF21401.jpg

お客さまからのご要望で小さなライオンのペンダントトップを
18金でつくりました。

DSCF7102.jpg

ホントに小さいですがお値段は15000円。
高いと思われるでしょうがゴールドだから仕方ないです。

<18金、イエローゴールドについて>

24金がいわゆる純金なので、18金とうのは
24分の18がゴールドで、残りは他の金属ということです。

1000分率でいうと
金750‰に銀・銅をそれぞれ125‰混ぜたものです。

18金にはイエローの他に
ピンク・ホワイト・グリーンなどいろいろあります。

銀・銅の比率の差や、他の金属を混ぜて違った色を作るのです。

でも金の比率がそのままであればどんな色でも18金は18金。

製品の裏側には「K18」又は
「750」という数字だけが刻印されています。
posted by 飾工房 増田優子 at 14:34| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | オーダージュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月12日

休日のすごし方

休日にサーフィン、それが唯一の楽しみ。
DSCF0016_0001.jpg

うちの社長兼職人と、ゆかいな仲間たちです。

海からあがってあーでもにゃーこーでもにゃーと、おしゃべりして
お昼ごはんを食べに行ってビールをしこたま飲み
オヤジトークをくりひろげて、
ひと寝入りしてお家に帰って、また酒を飲む・・・

そんなもんです
posted by 飾工房 増田優子 at 18:11| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 職人プロフィール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月17日

ジュエリーの制作方法:その@

DSCF0412.jpg

まるで鍛冶屋さんのようですが
これは火を加えて熱したプラチナを
カナヅチでたたいて成形しているところです。

ジュエリーの制作方法には大きく分けて二つあります。
こうやって金属自体をせっせと手で加工していく方法と
あらかじめ制作した型に、金属を溶かして流し込む方法です。

うちではもちろん両方できるのですが
作るもののデザインなどにより使い分けています。

機械化により安く大量に販売できるものとは違うので
残念ながら価格競争をしたら完敗です。
価格以上のものがあるからこそ、です。

さてこのプラチナがどーやって変身していくか
次回に続くです。


posted by 飾工房 増田優子 at 18:12| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月19日

ジュエリーの制作方法:そのA

DSCF04231.jpg

これプラチナの塊です。これでリングを作ります。
まずこれの太さ・幅を調整する必要があります。

加工する前にプラチナをなまします。
「なます」とゆーのは、熱を加えて金属を軟らかくすることです。
バーナーで真っ赤になるまでプラチナを熱して水で冷まします。
高温が必要なので酸素も使います。
DSCF0004_0002.jpg

そうすると、熱をいれる前より軟らかくなるのです。
熱によって金属の結合がゆるくなると想像してください。
これを水で冷やしたあとに登場するのが
この機械:通称ローラーです。

DSC7402.jpg
このローラーにプラチナをはさんで、ぐるぐるまわすと
ローラーに刻まれた溝の形になってプラチナがでてきます。

ローラーにもいろいろ種類がありますが
これはその中でも安い方で、約10万円のもの。
それでも高いですけどね。

このローラーの溝の形は角・コウ丸(かまぼこ型)の2種類で
太さはそれぞれ4種類選択できます。
プラチナだけでなく金・銀にも使います。

DSCF8405.jpg

ローラーを通してできたのがこれです。
さっきのものより薄く、幅が均一になってのびています。

いったん軟らかくなったプラチナも、ぎゅっと加圧されたので
また硬い状態に戻っています。
ここから、切ったり張ったりして指輪を作っていくのですが
続きはまた次回ということで・・






posted by 飾工房 増田優子 at 17:39| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | オーダージュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月21日

ライオンのみゴールドメッキのBMTリング

先日、BMTリングのシルバーで
ライオンだけゴールドメッキというのは可能ですかと
お電話でお問い合わせがありました。

もちろん可能です。こんな感じになります。

DSCF2021.jpg

シルバーの場合と同じ価格で販売いたしました。
(ご利用ありがとうございました)

これに限らず工房ではいろんなことが可能なので
お問い合わせ大歓迎です。
ぜひご利用ください。

posted by 飾工房 増田優子 at 18:51| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | BMT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月24日

ジュエリーの制作方法:そのB

前回はプラチナの塊を成形して棒状にしました。
今度はこれをリングの形に、輪っかにしてくっつけます。

DSCF8405.jpg

サイズ1号が約1ミリ。長さを測り余分なところは切り落とします

その前にプラチナを曲げやすくするため、”なまし”ます。
熱を加えて軟らかくするのです。

それを鉄の棒、通称:芯金(シンガネ)にまきつけて
木槌でコンコンたたいてリング状にしていきます。

合わせ目は”ロウ付け”でくっつけます。
ココで言う「ロウ」とは接合用の合金のことです。

なぜ「ロウ」を使うのか?

くっつけるには、金属が溶けるまで火で加熱する必要があります。
しかし成形したところまで溶かすわけにはいきません。

なので、用いる金属よりも融点が低い
同じ素材を含んだ合金=ロウが使われるのです。

つなぎ目に酸化防止剤を塗ってから
細かくしたロウをつけてバーナーで加熱。
そうするとロウだけが溶けてくっつきます。

つなぎめは、後に全くわからなくなります。
これぞ熟練のワザ、です。

ロウを溶かすバーナーの炎の強さや、距離などのわずかな調節
1ミリにも満たないような小さなロウの流れる向き
高温で赤くなる金属の見た目・・
ノウハウの全てが”感”のかたまりようです。

今回はプラチナなのでプラチナ用のロウを使っていますが
シルバー用、ゴールド用、それぞれ種類があり融点も異なります。
難しいですねー。

さて、リング状になったものを今度は仕上げていきます。
それはまた次回。






posted by 飾工房 増田優子 at 16:02| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | オーダージュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月26日

ジュエリーの制作方法:そのC

棒状だったプラチナがリングの形になりました。
まだぜんぜん光っていません。
ここから細かいキズや凸凹をとっていいきます。

DSCF0014_0003.jpg

これが作業台。使用する機械・工具やパーツが多いので
机の上はいつもこんな感じに散らかっています。


DSCF5413.jpg

彫金は、金属の粉や粉塵がたくさん舞うので大変です。
手も顔も、鼻の穴まで真っ黒になってしまいます。
手や爪はヤスリでけずれてボロボロ。
完成品は美しいですが、制作段階は案外薄汚い作業風景です。

何種類かのヤスリを使って、リングを磨き上げていきます。
初めは目の粗いヤスリから、徐々に目の細かいものまで
段階を経て磨き上げていきます。

”仕上げ”と呼ばれるこの段階で
デキの良し悪しが決まると言ってもいいかもしれません。

リングひとつとってみても、
どこから見ても歪みのない円・面である必要があります。
これを正確に、何かで測るわけでもなく
手作業で見事にバランスを整えていくのでこれまた不思議です。

機械ではないので普通は、どこか歪むものです。でも
むしろ機械よりも正確にバランスが整うあたりがさすがなのです。
職人の目の中には3D定規があるのだと思えてなりません。

このリングには石が入って完成しますがまた次回に。
posted by 飾工房 増田優子 at 14:29| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | オーダージュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月28日

ジュエリーの制作方法:おわり

完成したものがこちらです。
ダイヤモンド3石とルビーが1石入ったプラチナリングです。


DSCF3116.jpg

実はこれは、ネットでオーダーいただいたものです。
奥様への贈り物にと、お客さま自身がデザインを考案されました。

画像では分かりにくいかもしれませんが、「A」の字を
細長くしてくるっとリング状にしているのです。
お客さまからいただいたデザイン画がこちらになります

DSC1106.jpg

ここまで具体的にデザインをおこしてくださって
私どもも驚いています。なかなかできるものではないですよ!

実際にお会いすることはできない遠方の方でしたが
この画像をメールで送ってくださって
細かいところもメールでご相談しました。
(*画像等はご本人の許可を得て掲載しています)

自信を持ってお渡しできるモノ作りをしておりますが
何より完成まで当方を信頼してお任せくださったお客様に
感謝したいと思います。ありがとうございました。

DSCF2217.jpg

一見シンプルにも見えるリングなので
作るのは簡単?と思われがちですが
実は結構手間がかかっていたりします。

シンプルなものは、どこにもごまかしが効きません。
ラインひとつにも妥協が許されないシビアなものです。
だからこそ出来上がりは美しく
飽きのこないものになるのかもしれません。
posted by 飾工房 増田優子 at 15:28| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | オーダージュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月29日

モンタナアゲートのプラチナリング

DSCF4023.jpg


モンタナアゲートというのはこの石の名前です。水晶の仲間で、
アメリカ・モンタナ州で採れるためこの名前がついています。
希少性のある石で、価格はなんと2万円。

これはオーダーメイドで制作したものです。
素材は、お客様が持ち込みされたプラチナを使用。
全体のデザインは職人がアレンジしています。

リングになるとはとても思えないような形の石を
個性的に、かつ上品にまとめあげています。
この石の色合いがまたいいんですよね。
茶褐色の波打つような縞模様にあわせて
リング全体の曲線が微妙なバランスを保っています。

お客様には非常に好評をいただきました。
ありがとうございました。
posted by 飾工房 増田優子 at 15:31| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | オーダージュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。